Apple Payマーケティングガイドライン
きわめて迅速かつ安全な支払い方法であるApple Payを、AppやWebサイトで利用できることをユーザーにお知らせする方法について、こちらで確認できます。
Apple Payが利用できることを伝える
すべてのチャネルでメッセージを配信し、AppやWebサイトでApple Payが利用できることをユーザーに伝えましょう。その際、Apple Payは使いやすく、安全かつプライバシーが保護されることを強調するようにしてください。また、canMakePayments APIを使えば、AppやWebサイト内の関連するメッセージがApple Pay対応のデバイスを使用しているユーザーに対してのみ表示されるようにすることができます。
App内のメッセージ
App内でメッセージを表示することで、Apple Payを使って購入できることをユーザーに伝えます。決済時のリマインダーを含めるとともに、常に簡潔なメッセージを用いるようにしてください。
推奨されるメッセージ:
Apple Payが利用可能になりました
Apple Payをご利用いただけば、[App名]内で簡単かつ安全に決済できます。
「Apple Payで購入」をタップするだけで、購入手続きを完了できます。カートへの追加やフォームへの入力は必要ありません。
App Storeのプロダクトページ
App Storeのプロダクトページで、説明、スクリーンショット、プレビューを更新して、AppでApple Payが利用できることをユーザーに伝えます。内容は、実際の購入プロセスに基づいている必要があります。
推奨されるメッセージ:
Apple Payですばやく安全に決済
Apple Payをご利用いただけば、[App名]内できわめて簡単かつ安全に決済できます。
Eメール
Apple Payへの対応を開始した最初の週に、Eメールをユーザーに配信しましょう。Apple Payボタンが表示された支払いページのスクリーンショットを含めることもできます。スクリーンショットは、実際の購入プロセスを反映している必要があります。
推奨されるEメール用メッセージ:
[WebサイトまたはApp名]でApple Payが利用できるようになりました。
Apple Payによって、[WebサイトまたはApp名]内で簡単かつ安全に決済することができます。Apple Payを使って購入するだけで、購入手続きを完了できます。カートへの追加やフォームへの入力は必要ありません。
Apple Payを設定するには、iPhoneでウォレットAppを開いて、「+」をタップするだけで開始できます。
ソーシャル
Apple Payが利用できることを、ソーシャルメディアで伝えましょう。Apple Payボタンが表示された支払いページのスクリーンショットを含めることもできます。スクリーンショットは、実際の購入プロセスを反映している必要があります。
推奨されるソーシャルチャネル用メッセージ:
[WebサイトまたはApp名]でApple Payが利用できるようになりました。
Apple Payによって、[WebサイトまたはApp名]内で簡単かつ安全に決済することができます。「Apple Payで購入」をタップするだけで、購入手続きを完了できます。カートへの追加やフォームへの入力は必要ありません。
Webバナー
Webサイトのバナーを使用して、SafariでApple Payを使った購入が可能であることをユーザーに伝えましょう。常に簡潔なメッセージを用いるようにしてください。
推奨されるメッセージ:
Apple Payが利用可能になりました
Apple Payによって、Safari上の[App名]内で簡単かつ安全に決済できます。
Apple Payの利用を促す
Apple Payに関するメッセージは、カスタマーエクスペリエンス全体を通して一貫している必要があります。
年間を通じて、あらゆるチャネルでマーケティングを行うことで、ユーザーにApple Payの価値を理解していただけるようになり、Apple Payの利用を促していくことができます。さらに、割引、無料配送、プレゼントなど、Apple Payを使った購入に限定されたインセンティブを提供することもご検討ください。インセンティブについて、Apple Storeのプロダクトページのプロモーションテキストで伝えることもできます。プロモーションテキストはいつでも変更することができます。Appの提出は必要ありません。
Apple Pay限定のオファーを有効にするには、以下を行う必要があります。
「Apple Pay」マークを使用する
マーケティングコミュニケーション
支払いオプションの関連でApple Payをプロモーションする場合にのみ、「Apple Pay」マークをマーケティングコミュニケーションに使用してください。「Apple Pay」マークを一般的な製品や企業のプロモーションで使用することはできません。コミュニケーションのメインメッセージが、Apple Payに関連したものである必要があります。
アートワーク
「Apple Pay」マークは、1つの枠線で囲まれた白のマークのみ利用可能です。ほかの色のマークは用意されていません。アートワークに何らかの変更を加えたり、独自のバージョンの「Apple Pay」マークを作成したりすることはできません。Appleが提供するアートワークのみを使用してください。
余白
マーケティングコミュニケーションでは、「Apple Pay」マークの高さの4分の1の余白が最小限必要とされています。この余白にグラフィックやタイポグラフィを配置しないでください。また、「Apple Pay」マークを囲んでいる境界線をほかのボタンやグラフィックと共有しないようにしてください。マークの周りの余白を保つ必要があります。
背景色
「Apple Pay」マークを表示する際、白色または淡色の背景を使用することが推奨されますが、濃色の背景が使われているマーケティングレイアウト上に表示することもできます。
マーケティングコミュニケーションの例
Apple Payをプロモーションする広告
メインメッセージがApple Payに重点を置いている場合は、「Apple Pay」マークを使用してください。「Apple Pay」マークは、メインメッセージ、Appまたはコーポレートアイデンティティよりも小さなサイズで2次的な位置に配置する必要があります。また、「Apple Pay」マークがレイアウトで目立ち過ぎないようにする必要があります。
Appleデバイスが含まれる場合は、App実行時に表示されるのと同じように、デバイス画面上にAppを表示する必要があります。App内でのApple Payを使った支払いの流れで表示される画面を表示することができます。「Apple製品画像」セクションの指示に従ってください。
Appをプロモーションする広告
メインメッセージがAppのプロモーションに重点を置いている場合は、「App Storeからダウンロード」バッジを使用してください。
詳しくは、「マーケティングリソースとアイデンティティに関するガイドライン」を参照してください。
バッジの使用が不適切な広告
「App Storeからダウンロード」バッジと「Apple Pay」マークを同じレイアウトスペース内で使わないでください。Appleが提供するアセットの中から、コミュニケーションの内容を最も的確にサポートするものを選択してください。
App内のインセンティブ
メインメッセージがApple Payに重点を置いている場合は、「Apple Pay」マークを使用してください。AppでApple Payのインセンティブが提供される場合、ユーザーのデバイスでApple Payが設定されているかどうかを検出します。デバイスにApple Payが設定されていない場合は、「Apple Payを設定」ボタンを表示します。デバイスにApple Payが設定されている場合は、デフォルトの支払い方法としてユーザーがApple Payをすぐに選択できるようにしてください。
App内での「Apple Pay」ボタンの使用について詳しくは、「Human Interface Guidelines(英語)」を参照してください。
ホームページ
Webサイトのランディングページや全面広告などのサイズが大きなレイアウトでは、同一のレイアウト内に「Apple Pay」マークと「App Storeからダウンロード」バッジの両方を表示することができます。ただし、それぞれの専用のタイルに配置するかApple PayとAppのプロモーションを別々の箇所に配置する必要があります。「Apple Pay」マークと「App Storeからダウンロード」バッジを同じタイル内に配置することはできません。「Apple Pay」マークおよび「App Storeからダウンロード」バッジは、それぞれの使用に関連するコンテンツ付近にのみ配置できます。
「App Storeからダウンロード」バッジが使用されています。
「App Storeからダウンロード」バッジが使用されています。
必要事項と禁止事項
必要事項
- Appleが提供するアートワークのみを使用すること。
- ほかの支払いアイデンティティが同じような形式で表示される場合には、「Apple Pay」マークも使用すること。
- 「Apple Pay」マークは、メインメッセージがApple Payのプロモーションであるマーケティングコミュニケーションで使用すること。
禁止事項
- 「Apple Pay」マークの独自のバージョンを作成しないこと。
- アートワークにいかなる変更も加えないこと。アートワークの幅やアスペクト比を変更しないこと。
- 同様の形式で表示されるほかの支払いアイデンティティよりも小さなサイズで「Apple Pay」マークを表示しないこと。
- アートワーク上の角の丸みを変更しないこと。
- 「Apple Pay」マーク内の「Pay」の単語を翻訳しないこと。
- 「Apple Pay」マークにメッセージを追加しないこと。
- 「Apple Pay」マークに影、発光、反射などの視覚効果を追加しないこと。
- 「Apple Pay」マークを反転、回転、アニメーション化しないこと。
編集ガイドライン
iOS、watchOS、またはWebサイト上でApple Pay機能を有効にできることを宣伝するコミュニケーションには、Apple Payについて説明するメッセージを含めることができます。
Apple Payの名称の使用
ヘッドラインやセールスコピーでApple Payの名称を使用する場合、必ずApple Payを2つの単語で表記し、「A」と「P」は大文字とし、後に続く文字は小文字で表記してください。テキストの「Apple」の名称の代わりにAppleのロゴを使用することは避けてください。
米国でのコミュニケーションでは、ボディコピーで最初に登場するApple Payに登録商標記号(®)を使用してください。
Appleの商標の表記
Appleの商標は、「Apple Trademark List(Apple商標リスト)」に記載されている通りに表記される必要があります。たとえば、Face IDは2つの単語で表記し、「F」を大文字、その後に続く文字を小文字で表記した後、「ID」は大文字で表記します。iPhoneは、「i」は小文字、「P」は大文字とし、その後に続く文字を小文字で表記します。文章、段落、見出しの先頭に来る場合でも、iPhoneの「i」は必ず小文字にしてください。
Appleの商標はデベロッパのコーポレートアイデンティティに整合した形で表記される必要があります。コミュニケーションのほかの部分と同じフォントを使用し、Appleのタイポグラフィを真似たものは避けてください。
推奨されるメッセージ
Apple Payを宣伝するプロモーションでは、以下の推奨メッセージを使用することができます。また、デベロッパが提供内容に関連した独自のセールスコピーを作成することもできます。本ページの「Apple Payの名称の使用」に記載されているガイドラインに必ず従ってください。
- iPhoneやiPadでFace IDまたはTouch IDを使って、簡単かつ安全に支払いを行えるようになります。
- Apple PayはApp内やWebサイトでの支払いを、簡単、安全かつプライベートな決済へと変えます。
翻訳禁止
Apple Payまたはその他のAppleの商標を翻訳しないでください。英語以外の文章に使用される場合でも、Apple、Apple Pay、iPhone、Face ID、Touch ID、その他のApple商標は必ず英語で使用する必要があります。
商標の帰属
Appleが提供するApple PayのUIアセットに、商標記号を追加しないでください。App内で法的情報が表示される場合には必ずApple商標の帰属を含める必要があります。
米国内のみで配布するマーケティングコミュニケーションでは、マーケティングコピーで最初に使う際に、Appleの商標の後に適切な商標記号(™、℠、®)を入れてください。以下はその例です。
Apple®
Apple Pay®
Apple Watch®
Face ID®
iPad®
iPhone®
Touch ID®
正確な商標記号については、www.apple.com/legal/intellectual-property/trademark/appletmlist.html(英語)で「Apple Trademark List(Apple商標リスト)」を参照してください。