Apple Payでの寄付

非営利団体の皆様は、Apple Payを使用して、アプリやWebサイトでシンプルかつ安全な方法で寄付を受けることができます。ユーザーは、Apple Payで商品やサービスを購入する場合と同様に、請求先、配送先、連絡先などの情報を入力することなく寄付を行うことができます。AppleがApple Payでのトランザクションに対して手数料を徴収することはありません。

はじめに

Apple Payで寄付を受ける組織は、以下が必要になります。

セットアップ

寄付を受けるためのApple Payの実装方法は、アプリやWebサイトで商品やサービスを販売する場合と同様です。アカウントの設定、実装のプロセス、審査ガイドラインにも違いはありません。唯一異なる点は、非営利団体がApple Payで寄付を受けるための承認を取得する必要があること、また「Donate with Apple Pay(Apple Payで寄付する)」ボタンを使う必要があることです。

承認の申請

「Donate with Apple Pay(Apple Payで寄付する)」ボタンを有効にする前に、承認プロセスを完了する必要があります。

米国に所在する非営利団体

CandidのSeal of Transparencyが必要です。シールの保有者は全員、Apple Payを通じて寄付を受け付けることを許可されています。Seal of Transparency(透明性のシール)は無料で取得でき、支援者はこの情報を、寄付を行う際の判断材料として活用することができます。

Candidにアクセスする

米国以外に所在する非営利団体

Benevityを通じて承認を得る必要があります。その際、組織に関する基本的な情報と、Apple Developer ProgramのメンバーシップにおけるチームIDが求められます。このIDは、デベロッパアカウントの「メンバーシップの詳細」セクションで確認できます。承認されると、Appleから通知が届きます。

Benevityにアクセスする

リソースとヘルプ

Apple Payの実装に関する情報や、ペイメントプロバイダの一覧については、Apple Payのガイドとリファレンスをご確認ください。

Apple Payの実装についてご質問がある場合は、Appleまでお問い合わせください