Apple Payの新機能

Tap to Pay on iPhone、Apple Pay Later、注文のトラッキング、マーチャントトークンなどについて確認しましょう。

Tap to Pay on iPhone

支払い用アプリで、追加の端末やハードウェアを必要としない、iPhone上での非接触の支払いを可能にします。1 マーチャントは、Apple Pay、Apple Watch、非接触型のクレジット/デビットカード、その他のデジタルウォレットを搭載したスマートフォンを使用して、アプリでの支払いを受けることができます。

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ショッピングカートに「ここにかざして支払う」メッセージが表示されているiPhone 13 Pro

Apple Pay Later

Apple Pay Laterを使うと、購入の支払いを6週間にわたり4回に均等に分割して行うことができます。利息や手数料2は発生しません。Apple Pay Laterは、iPhoneやiPad上のアプリやオンラインでの購入でApple Payに対応する何百万ものアプリやWebサイトで利用できます。3 ユーザーはウォレット内で簡単に購入履歴を確認したり、支払いを行ったりすることができます。米国でMastercardネットワークを使用する場合、「Apple Pay Later」はApple Payで簡単に利用でき、マーチャント側で統合を行う必要はありません。

4回の隔週分割払いが表示されているiPhoneの購入画面

注文のトラッキング

Apple Payでのトランザクションに関する詳細なレシートと注文のトラッキング情報が、ウォレットに表示されるようになりました。注文の変更に関する通知をユーザーに送信でき、ユーザーは、カスタマーサービスや注文管理オプションへも簡単にアクセスできます。PKPaymentAuthorizationResultを使用して新しいorderDetailsプロパティを含めることで、支払い完了時に注文の詳細がウォレットにシームレスに追加されます。4

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完了した注文と予定されている注文が表示されているiPhoneの画面

マーチャントトークン

新しいApple Payマーチャントトークンを使用すると、デバイスを問わず、自動払いや定期払いを安全に処理することができます。これにより、複数のデバイスにわたるシームレスな体験が実現します。たとえば、ユーザーが新しいiPhoneに買い替えた場合は、マーチャントトークンによって支払い情報が管理され、古いiPhoneからカード情報を削除しても支払い情報はそのまま維持されます。

Payment Request APIの新しいトランザクションタイプにより、サブスクリプション、定期払い、カード残高の自動補充などの支払い体験を細かく調節できます。5

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メンバーシップ料金の定期払いが表示されているiPhone

1つのトランザクションで複数のマーチャントに支払う

1つのApple Payペイメントシートから、複数のマーチャントに対して支払い額を設定する機能を追加しましょう。これによってユーザーは、たとえば、航空券、レンタカー、ホテルを含む旅行パッケージを一括購入し、個々のマーチャントに支払いを行う、などの柔軟な支払いが可能になります。5

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レンタカー、ホテル、その他の旅費の一括払いの例が表示されているiPhone