Mac Catalyst

Mac Catalystを使って構築したMac向けAppでは、iPad向けのAppとコードを共有することができるほか、Mac専用の機能を追加することもできます。iPadOS 16のデスクトップクラスの最新機能は、macOS 13でも同様に利用できます。Mac向けAppのツールバーは自動的に最適化され、ドキュメントベースのAppには、主要な機能(メニューアイテム、ツールバー上で名前を変更する機能など)が追加されました。また、新しいMac Catalyst APIを使用して、マルチウインドウの動作を強化したり、ツールバーにカスタムビューを追加したりできるようになりました。

iPad向けAppをMacへ

Mac向けAppの開発をいち早く開始

最新バージョンのXcodeを使うと、iPad向けAppを、優れたMac向けAppに変身させることができます。まず、既存のiPad向けAppのプロジェクト設定で実行対象としてMac Catalystを追加することでMac向けAppを作成し、そこからさらに機能を強化していくことができます。Mac向けAppとiPad向けApp間で同一のプロジェクトとソースコードが共有されるため、1か所で手軽に変更を加えることができます。

Mac Catalystのチュートリアル

Macのインターフェイスへの最適化

新たに作成されたMac向けAppでは、Mac専用に開発されたAppと同じフレームワーク、リソース、ランタイム環境が利用されます。Macの基本的なデスクトップおよびウインドウ表示用の機能が追加され、タッチコントロールはキーボードとマウス用に適用されます。AppはデフォルトでiPadの解像度に合わせた大きさで表示されます。「Optimize interface for Mac(インターフェイスをMacに最適化)」を選択すれば、Macのイディオムを利用することにより、Macの解像度でAppを実行することが可能です。これにより、画面の全ピクセルを完全にコントロールし、プルダウンメニューやチェックボックスといったMac固有のコントロールをAppに組み込むことができるようになります。

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さらにパワフルに

macOSのAPIや動作を活用すれば、さらにパワフルなMac向けAppを作成することができます。Appがキーボードだけで完全にコントロールできるようになり、ウインドウから分離可能なポップオーバーを作成したり、新しいWindow APIを使ってウインドウのタブをコントロールしたり、写真ピッカーを使ってユーザーがApp内で簡単に写真を選択できるようになります。iOSの写真の編集に使うExtensionを、Mac上で実行できるように構築することも可能です。AppのLife cycle APIを使うと、バックグラウンドで実行中のAppをシンプルに管理できます。また、新しいAPIにより、ウインドウのサイズや配置の変更を可能にしたり、ウインドウコントロールボタンのスタイルを設定したり、ツールバーの項目にポップオーバーを表示したり、新しいアラートスタイルを実装できるようになりました。

最新のフレームワーク

Mac Catalystは、Accounts、Contacts、Core Audio、GameKit、MediaPlayer、PassKit、StoreKitといった多数のフレームワークに対応しているため、Mac上でAppの可能性がさらに広がります。Appでショートカットやウィジェットを提供している場合は、Macでも自動的に利用できるようになります。HomeKit対応とは、Mac上でホームオートメーション用のAppやホームAppを実行できることを意味します。また、ClassKitフレームワークにより、Mac向けAppで課題の進捗を管理したり、教師と生徒の間で進捗状況を共有できるようになりました。

Mac Catalystのチュートリアル

iPad向けAppと同じコードベースからMac向けAppをビルドする方法を紹介します。

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ツールとリソース

Xcodeをダウンロードし、以下のリソースを活用して、Mac CatalystでMac向けAppをビルドしましょう。

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