App の配信状況の管理

App Store バージョンのリリースオプションの選択

App Store バージョンのリリースオプションは、アプリの各プラットフォームバージョンに対して、App Store Connect から指定できます。

注:App Store でまだ一度もリリースされたことがないが、現在 App Store における予約注文の設定が行われているアプリの場合、そのアプリバージョンは手動でリリースする必要があります。この場合、「App Store バージョンのリリース」セクションはグレーアウト表示となり、「アプリリリースのタイミングを制御する」が自動で選択されます。

必要な役割:Account Holder、Admin、または App Manager。「役割の権限」を参照してください。

  1. 「アプリ」から、目的のアプリを選択します。ページが開き、「配信」タブが選択されます。

  2. サイドバーで、リリースオプションを設定するアプリバージョンをクリックします。

  3. 「App Store バージョンのリリース」セクションで、リリースオプションを選択します。

    • アプリリリースのタイミングを制御する場合:「このバージョンを手動でリリースする」を選択します (後述の「バージョンを手動でリリースする」を参照)。

    • 承認後にアプリを自動的にリリースする場合:「このバージョンを自動でリリースする」を選択します。

    • 指定した日付以降に自動的にアプリをリリースする場合:「App Review 完了後にこのバージョンを、次の日付以降に自動でリリースします」を選択し、このオプションの下に日時を入力します。

  4. ページ右上の「保存」をクリックします。

App Store へのバージョンの手動リリース

審査にアプリを提出する際に手動でバージョンをリリースすることを選択した場合は、そのバージョンが承認され、ステータスが「デベロッパによるリリース待ち」に変わり次第 App Store でリリースできます。

アプリバージョンのリリースは、リリースを指定した OS バージョンに対してのみ適用されます。アプリバージョンのリリースを希望する OS バージョン以外の OS バージョンにおいて、「デベロッパによるリリース待ち」のステータスとなっているものがある場合は、各 OS バージョンにおいて、アプリバージョンのリリースを手動で行う必要があります。

ステータスが 30 日間以上「デベロッパによるリリース待ち」になっている場合は、Apple からメール通知が届きます。

App Store Connect API を使用してバージョンを手動でリリースする方法については、こちらをご覧ください。

  1. 「アプリ」から、目的のアプリを選択します。ページが開き、「配信」タブが選択されます。

  2. サイドバーで、「デベロッパによるリリース待ち」になっているアプリバージョンを選択します。

  3. 右上の「このバージョンをリリース」をクリックします。

  4. 表示されるダイアログで「確認」をクリックします。

    アプリのバージョンを手動でリリースした後、App Store にアプリが表示されるまで最大 24 時間かかります。または、リリースをキャンセルする場合、バージョンページに表示されるメッセージで「このリリースをキャンセル」をクリックします。

    注:「このバージョンをリリース」をクリックすると、App Store ステータスが「配信可能」または「アプリのリリース時に配信可能」となっている国や地域の App Store で新しいアプリバージョンがリリースされ、ダウンロードや購入ができるようになります。予約注文を指定した国や地域の App Store においては、当該アプリバージョンは予約注文用に配信されます。詳しくは、こちらをご覧ください。