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App 情報
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プラットフォームバージョン情報
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App のプライバシー
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年齢制限指定
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アプリのモーション情報の提供
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必須プロパティ、ローカライズ可能なプロパティ、編集可能なプロパティ
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App バンドル情報
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App の価格および配信状況
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App および提出物のステータス
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App のビルドステータス
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国または地域別 App Store での価格および配信開始時刻
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App Review に関する情報
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暗号化対象:輸出コンプライアンス書類
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TestFlight のテスター情報
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ベータ版テスターからのフィードバック
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App プレビューの仕様
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スクリーンショットの仕様
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役割の権限
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ユーザ通知
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カタログレポートの生成
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App カタログレポート
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Game Center 達成項目カタログレポート
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Game Center Leaderboard カタログレポート
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App 内課金カタログレポート
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App 内課金のタイプ
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App 内課金の情報
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自動更新サブスクリプション情報
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価格および配信状況
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App 内課金のステータス
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App 内課金のローカリゼーションステータス
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自動更新サブスクリプションの価格引き上げに関する基準額
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アプリ内イベントのステータス
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App 内イベントのバッジ
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メディアとオーディオの仕様
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Leaderboard
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達成項目
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グループのプロパティ
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App バージョンのプロパティ
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App メトリックス
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App Clip メトリックス
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App 内イベントメトリックス
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パフォーマンスメトリックス
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App アナリティクスのフィルタとディメンション
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プロダクトページの最適化
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支払い情報
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財務レポートのフィールド
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取引税レポートのフィールド
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Apple の法人
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通貨コード
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財務レポートの地域および通貨
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最低支払い基準額
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売上概要レポート
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サブスクリプションレポート
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サブスクリプションのイベントレポート
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雑誌/新聞レポート
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レポートのファイル名
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サブスクリプションのイベント
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プロモーションコード
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プロダクトタイプ ID
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キャンセルの理由
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「売上とトレンド」のメトリックスと要素
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売上とトレンドレポートの配信可否
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口座情報
アプリのモーション情報を提供する
アプリのモーションとは、App Store で配信するすべての visionOS アプリに必須のアプリ情報プロパティです。この情報は、激しい動きがあるアプリに注意が必要なユーザに向けて通知するため、App Store におけるアプリのプロダクトページに表示されます。
プロパティに対する値は、次の 2 つが想定されます。
値 |
定義 |
---|---|
Yes, this app contains high motion (はい。このアプリには激しいモーションが含まれています) |
このアプリには、速い動き、急な動き、急旋回、通常ではない定位・平衡感覚の体験が頻繁に含まれています。 |
No, this app doesn’t contain high motion (いいえ。このアプリに激しいモーションは含まれていません) |
このアプリには、速い動き、急な動き、急旋回、通常ではない定位・平衡感覚の体験が頻繁には含まれていません。 |
アプリのモーションについて
Apple Vision Pro の使用においては、ユーザの視点が仮想カメラとして機能し、頭と体の動きに合わせて動きます。一部の体験では、ユーザの頭や体の動きにかかわらず仮想カメラが動くことがあります (ユーザによる手のジェスチャまたは入力デバイスを介しての操作によって、あるいはユーザによる操作ではなくアプリのスクリプトによってカメラが動きます)。
「No, this app doesn’t contain high motion」(いいえ。このアプリに激しいモーションは含まれていません) を選択すべきアプリ
ユーザが頭や体を動かさない限りアプリの仮想カメラが動かない場合は、「No, this app doesn’t contain high motion」(いいえ。このアプリに激しいモーションは含まれていません) を選択します。これ以降のアプリの評価は必要はありません。
アプリのモーションの激しさを評価するタイミング
ユーザが頭や体を動かさないときにアプリの仮想カメラが動く場合は、「Yes, this app contains high motion」(はい。このアプリには激しいモーションが含まれています) を選択することになります。これに該当するかは、アプリの体験内容に以下の項目が含まれているか否かが指標となります。後続のガイダンスに従い評価を行ってください。
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前方または後方への速度の速い進行
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通常とは異なる方向感覚
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速い速度の回転
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予期できない動き
また、以下の点に注意してください。
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評価対象は、ユーザが操作する人物や乗り物の動きではなく、ユーザの視点である仮想カメラの動きのみです。仮想カメラの動きが操作される人物や乗り物の動きと異なる場合には、この点を特に注意してください。
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移動の体験に影響する構成オプションが複数あるアプリの場合は、デフォルトの構成を使用して体験を評価します。
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アプリのモーションは平均を評価してください。激しい動きがあるのはアプリのいくつかのポイントでかつ短時間であり、その他に動きない場合、激しいモーションのアプリである表示は必要ありません。
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異なる複数の一人称視点の体験で構成されており、それがアプリの体験自体の核の一部となっている設計の場合は、一人称視点の体験すべてのモーションの平均を評価し、それに激しいモーションが含まれているかを検討します。
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各種サードパーティコンテンツ (ユーザがアップロードするビデオや HTML5 ゲームなど) をホストするアプリは、動きの激しいコンテンツ (一人称視点のスリルを体感するコンテンツをユーザがアップロードした場合など) を多数表示することを意図している場合を除き、激しいモーションのラベルを表示する必要はありません。
評価の要素
前方または後方への速度の速い進行
前方または後方に仮想カメラが進む動きの組み合わせは、ピクセル速度が非常に速くなる可能性があります。
例 1 では、カメラが速い速度で前進し、近い距離にあるオブジェクトが通り過ぎているときのピクセル速度を示しており、激しいモーションになります。赤い矢印で、シーン内のオブジェクトのピクセル速度を確認することができます。
例 2 では、激しいモーションに分類されない、かなり遅いピクセル速度を示しています。動くオブジェクトは遠くに配置し、カメラの動きを遅くすることでこのようなピクセル速度になります。
前方または後方に速度をもって進む仮想カメラの動きやオブジェクトの距離の構成によって、例 1 に示されているピクセル速度と同等またはそれ以上のピクセル速度が生成されるアプリは、「Yes, this app contains high motion」(はい。このアプリには激しいモーションが含まれています) を選択してください。
例 1:ピクセル速度が速い
例 2:ピクセル速度が遅い
通常とは異なる方向感覚
仮想世界の地平線が現実世界と一致しない場合、ユーザの不快感につながる可能性があります。仮想カメラが縦軸を中心に左右に回転したり、上下に揺れたりした場合に、この不一致が発生することがあります。
仮想カメラが縦軸を中心に回転するか、落差 10 度を超えて上下に揺れる動きがあり、各インスタンスの間隔が 5 分未満の場合は、「Yes, this app contains high motion」(はい。このアプリには激しいモーションが含まれています) を選択します。ループ、急な土手や斜面、逆さまの動きなどもこれに含まれます。
速い速度の回転
また、垂直軸における回転速度の速いカメラの動き (ヨーイング) によっても、ユーザの不快感を引き起こすことがあります。
仮想カメラが左右にスムーズにヨーイングし、同時に一般的な人の走る速度と同等かそれより遅い速度で前後に移動する場合は、「Yes, this app contains high motion」(はい。このアプリには激しいモーションが含まれています) を選択します。一人称視点の体験における、ユーザの操作またはスクリプトによるスムーズなカメラの振れもこれに含まれます。
予期できない動き
仮想カメラが予測できない動きをし、各インスタンスの間隔が 5 分未満の場合は、「Yes, this app contains high motion」(はい。このアプリには激しいモーションが含まれています) を選択します。落下、ターン、スピン、その他の方向の変更もこれに含まれます。